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Concetto 企業理念

皆さんこんにちは、株式会社プロジェット・スフィーダ代表の若林です。
わたしがイタリアという国と出会ったのは1998年の事でした。ヨーロッパへの渡航が初めてだったので、街並み、光景を見た時、それは衝撃的でした。
当時の通貨はリラ、何もかもが安かった時代でした。今となってはユーロ圏となり、物価は倍額に。イタリア人にとっては良いも、悪いも、のようです。
イタリアは世界でも有名な職人の国。Gucci,Fendi,Pradaなどの服飾、Ferrari,Lamborghini,Alfaromeoなどの車、家具や精密機器などもイタリア製が多いのは彼らの技術の高さなのかもしれません。

当社が取り扱う商品のVESTRIは是非皆さまの人生で一度は味わっていただきたい珠玉の逸品と自負しております。「今まで食べていたチョコレートは何だったのか?」「もう普通のチョコレートは食べられない!」など様々なご意見をお客様から頂いております。

わたしが常々言っている事があります。
「もしわたしがビール会社の営業マンだったら、発泡酒担当は絶対やりたくない」
何故かというと、スーパーマーケットやコンビニエンスストアとの商談の際、どういう切り口で営業するかというと
「これ、安いんですよ!ビールの半額です!」
と値段で売り込む。または「発泡酒なのにホップがこんなに入ってるんです!」などと売り込むわけです。
営業先の担当者は「でもビールの方が美味しいんでしょ?」というと、営業マンはタジタジ。
何を言いたいかというと、1プロダクトを扱うのであれば、それがトップクラスの方がいいという事です。
商品のクオリティで他社と勝負したいのです。

2009年の日本市場デビューの年、VESTRIを知っているお客様は1%にも満たなかったのです(イタリアで知ったと言う方のみ)。
そんな無名のイタリアのチョコレートブランドを日本でトップを取るまでの物語。これがわたしの当時の目標であり、夢でした。
今となっては立派にトップクラスのブランドを肩を並べるまでになり、アジア圏からのオファーも多数。
これから大切なことは「継続」です。毎年毎年、チョコレート業界では新しいブランドが増え、消えていくブランドもあります。
トップまでもう少し。物語はまだまだ続きます。

2020年2月
株式会社プロジェット・スフィーダ 代表 若林泰介